赤い砂時計

投資(トレード)は時間軸を意識しよう。長期と短期、時間で変わる投資の性質

いきなりですが、皆さんどんな投資手法を使ってますか?
投資手法については色んな分類方法があると思いますが、一番性質に大きな変化をもたらすのは時間だと個人的に思ってます。
時間の取り方で利益の背景から難易度まで、投資の性質が随分と変わるからです。

そこで今回は時間軸が長い場合と短い場合の2通りに分けて、投資の性質の異なりについて考えていきます。
結果としてこの記事では、時間軸上の長短両極の性質を示すことになります。
自分の投資手法(トレードスタイル)が時間軸上のどの位置に存在するのか、そしてどのような性質になるのか、少しでも意識する際の参考になればいいかなーと思います。


時間軸が短い場合:短期トレード

時間が短くなるほど投機的側面が強くなっていきます。
よく椅子取りゲームと表現されるように、短期トレードの利益ってのは、雑に言えば同じ市場参加者から奪ったお金です。
そう、短期トレードってのは札束で殴り合う格闘ゲームなんです。
自分が利益を出すということは、別の誰かが涙を流すということなんですね。

それから、システムトレードと相性がいいのもこのタイプですかね。

メリット

他の市場参加者より上手い場合、爆発的に利益を積み上げられる。
証券会社にとっては短期トレードをして欲しいので優遇プランが多い。
取引の自由度の高さから、初心者にとって一番とっつきやすい投資スタイル。

デメリット

超高速取引アルゴリズムやAIの台頭で、短期トレードってのは年々ゲーム難易度が高くなっていくレッドオーシャン。
今後は仮想通貨のような新市場を見つけるなどして、プロ比率の低い市場を狙う方が良いような気がする。

短期トレーダーは取引所や証券会社にとって必要な存在

短期のトレーダーは取引所や証券会社にとってはヒジョーに嬉しい存在だったりします。
というのも短期トレードが多いほど取引所の流動性に厚みが出るからです。
また証券会社の多くは手数料が収益のほとんどなので、たくさん取引してもらったほう儲かる。
業界として構造的に居てもらいたい存在なんです。
短期トレードをオススメする証券会社が多いのは、このあたりが理由でしょう。

時間軸が長い場合:長期投資

時間が長くなるほど投機的側面が弱まります。
長期投資では投資対象の成長性がそのまま自分の利益となります。
時代の流れや価格の歪みが見える人が時間を武器に勝負する投資方法って感じですかね。

長期投資というとローリスクローリターンなんて表現する人もいるけれど、新興株式市場では1年で10倍なんて銘柄も毎年あります。
最近だとペッパーフードサービスとか、もう少し前だとほぼ100倍化したガンホーとか。
もちろん仮想通貨も入りますね。
このあたりに関しては結局のところは投資対象の選び方次第で結構変わります。

メリット

常時PCに張り付いている必要性がない。
細かな上げ下げが気にならない鈍な人にはピッタシ。
日常生活や仕事での経験が直接生きることが結構ある。

デメリット

短期間で一気に儲けるには不向き。
特別な手立てはレバレッジをかけるくらい。

時代が正確に読めても負ける時は負けるっていう落とし穴もあります。
なぜなら暴落はいつでも起こりうるため。
長期投資だと余程ちゃんと相場と向かい合ってる人以外は直撃しちゃう人の方が多いと思います。
暴落も込み込みで投資戦略を練ってる人も見かけます。
あまりレバレッジをかけてると、こういう時に一撃退場になっちゃうんで、レバレッジは程々に。

AIと投資の関係については別記事で考察しています。