Ryzen5 2400G 自作PC 買ったパーツ一覧

Ryzen5 2400Gでサーバー用途のPCを組んでみたけど、相性問題とかで本当にしんどかった話

こんにちはこんばんは。
ちょっと前にPCを組みたいと言ってた僕ですが、無事年内に組み上げることができました。
だけど、今回は随分と手こずっちゃって。
かれこれ7台ほど組んでるけれど、これほどまでに手こずったのは初めてだよ・・・。
受け取ってから正常稼働を確認するまでに1週間以上もかかってしまいました。
ずっと格闘してました。
/(^o^)\

ということで今回は組み上げた際に考えたことなど書いてみました。


サーバー用途のRyzen機を新たに作りたい

今回はRyzen5 2400Gを据えたPCを組むことが最大の目的です。
なぜかと言うと、2万円程度で低発熱&4コア8スレッドのPCが組めそうだから。
クロック数も今まで簡易サーバーとして使っていたMac miniなんかよりもずっと高い。
しかもAPUだからGPUなしでもGUIが使えます。
基本は使わないけど、やっぱ使えると便利ですよね。

これでMac miniとサヨナラしようっていうワケ。

サーバーとクライアント、それぞれの想定していた構成

サーバー機を新たに作ることが目的と言ったけど、クライアント機のアップグレードも目的の1つでした。
ってことで以下が当初想定していた構成図。
サーバー機の電源ユニットはクライアント機のお下がりです。

サーバー機

パーツ型番
CPURyzen5 2400G
マザーボードASUS PRIME X470-PRO
メモリCorsair CMK32GX4M2A2666C16
電源ユニットCorsair CX450M

クライアント機

パーツ型番
CPURyzen5 1600
マザーボードASUS ROG B350-F STRIX
メモリCorsair CMK32GX4M2A2666C16(ver5.30)
グラボMSI GTX 1070Ti ARMOR
電源ユニットCyonic AU-550X

結果としては、この構成だとサーバー機が起動できず、2つのマザーボードを入れ替えすることに。
そうすることで両機とも無事動くようになりました。


Ryzenはメモリが鬼門だった。聞いてはいたけどコレほどまでとは・・・

Ryzenはメモリの相性が鬼畜と聞いていたけどさ、前回組んだ時は全く苦労しなかったんだよね。
だから凄く舐めてかかっちゃって。
「現在使ってるのと同じメモリでイイよね―」と、軽いノリで選んでしまいました。
だから今回はRyzenのリアルさに酷く苦しめられました・・・w

なので最初に今回の失敗で学んだ注意事項を書いておきます。

Corsair Vengeance LPXはVer4が狙い目か

僕が買ったのはcorsairのVengeance LPXシリーズです。
このシリーズはチップメーカーがバージョンによってマチマチであることが特徴で、バージョンによっては動いたり動かなかったりと相性が激しく出てしまうようなので注意が必要。
使う場合は事前にマザーボードのQVLで、どのバージョンなら動くのかをしっかり確認したほうが良いです。

  • ver3.xx: Micron
  • ver4.xx: Samsung
  • ver5.xx: Hynix

ちなみに、このシリーズのチップの製造元は上のようになってるとか。
噂だとRyzenはSamsungチップと相性が良いらしい。
Micronでも上手く動作しないって声も結構あったんで、ver4狙いが正解だと思う。
僕のver5は一応動いてくれたけれど、かなり苦労しました。

一連の顛末。初期不良と相性問題が続出。

初Ryzen&初LPXっていうユーザーがいるかもしれないんで、どういうことが起きたのかを書いておきますね。

まず最初に言いたいのが、初期不良を2回連続で掴んでしまったということ。
交換に次ぐ交換で、「これが最後ですよ?」から始まる露骨な苦言をサポセンの人に言われたりして、作業が進まずイライラしてたのもあって、ちょっとキレそうになった僕です。
でも、年末ということもあったし、もしかしたら僕みたいなのが他にもイッパイいた可能性もあるんで、店員さんの方もイライラしてたのかも。
今になって思えば、2回も交換に応じてくれたこと自体がショップ側の善意であった可能性も否定できないんで、とにもかくにも感謝ですよね。


次に書いておきたいのが、2つのPC構成で試したということ。
そしてRyzen GメモリはRaven Ridgeというカテゴリーになるため、1000番台のメモリとは別にQVLが用意されてます。
今回の僕の環境だとB350-FとRyzen5 1600側の構成についてはQVLに記載されているため、基本的にメモリの不良についてはこの構成で最終判断した感じです。


で、最初に届いたメモリはver3.3だったのだけど、X470-PROでは相性問題のせいかBIOS画面すら行けませんでした。
仕方ないのでB350-Fの方でチェックをかけて、無事エラー続出だったので初期不良と判断。

1回目の初期不良交換で届いたのはver5.32でした。
以前から持っていたのがver5.30だったので、「これはイケるかも」とちょっとテンションが上がったのを覚えてる。
これは問題なくBIOS画面も立ち上がったのだけど、結果はこれも不良メモリでした。
しかも前回より酷いヤツ。
B350-Fでやってみてもエラーの嵐。
またも交換申請。

2回目の交換品は、またもver5.32。
前回同様BIOSは問題なく立ち上がり、memtest86もノーエラーで通ったので歓喜したわけなのだけど、ここでまさかの展開に。
OSのインストールができない。
Windowsの入ったUSBも動いてくれない。
完全なる相性問題。
最後の最後にまさかの相性問題ですわ。
今回はメモリにエラーはないんで交換申請もできないです。
\(^o^)/オワタ

いよいよお手上げ状態になってしまって、「別のメモリを買うか?」とか「マザーボード買い替えか・・・?」とか考え始めたんだけど、ふと思いついたのがマザーボードとCPUの組み合わせを替えてみるというヤツ。
B350-Fに載ってたRyzen5 1600をX470-PROに載せて、B350-Fには今回買った2400Gを載せてみよう、とね。
まぁどのみちX470-PROに関してはQVL外の構成になるんだけど、もしかしたらと思って。
「コレでダメだったら潔く買い直すか・・・」と淡い期待を込めてやってみたところ、なんと動いてくれた。
再度memtest86でエラーチェックをかけてみても2台とも一切問題なしという超ラッキーな展開。


最後は運に救われましたw
とはいえ今までメモリで不良品を引いたことがなかったので、今回の2連続初期不良にはビビりましたね・・・。
Corsairのこのシリーズのメモリって初期不良多いんですかね?
っていうか、B350-F凄くない?

[2019-01-29 追記]
なんとなくB350-FのBIOSを4024から4207へ上げてみたら、まさかの起動しなくなるという事態にw
即座に4024へ戻しました。
気軽に触れない感が凄いです(-_-)

Ryzenはまだ気軽に組めるものじゃないのかもしれない

これまでずっとIntelという温室でやってきた僕には、Ryzenというのはかなりハードな世界に感じました(汗)
なので今回の経験でRyzenに対しての見方が変わりました。

やっぱりメモリの相性が厳しいってのはツラかった。
途中から「メモリじゃなくてマザーボードが壊れてるんじゃないか?」とか、「CPUもおかしいんじゃ・・・?」とか色々不安に思えてくるんです。
僕は正常動作しているRyzen機が既に手元にあって、購入したメモリがそのマザーボードで動作確認取れてたからなんとかなった話だけど、そうでなければ相性なのか初期不良なのかサッパリ分からなかったと思う。

手っ取り早いのはワンズのように、一式組み立てる場合は相性チェックも含めて全部やってくれるようなサービスのあるお店。
2回目のメモリの交換申請の後に、「ワンズに頼んどけば良かったかなぁ・・・」と何度思ったことだろうw

まぁそれもこれもRyzenがまだ新しい規格ってことなんでしょう。
なんてったって、まだ2世代目ですから。
もう少し時間が経てば随分と成熟して作りやすくなってるんじゃないかな。
その頃また触ってみようと思いました。

買ったモノたちのご紹介

今回新たに調達したパーツについて書いておきます。

CPU: [AMD] Ryzen5 2400G

Ryzenシリーズ初のAPU。
GPUを別に用意しなくていいから、低消費電力なサーバー用途に使えそうじゃね?と。
実際50W前後で動いてくれて、僕の構成&ケースだとほぼ無音。

ただ、後になってから気づいたのだけど、このCPUはECCメモリが使えない。
僕程度の計算ではノーマルメモリでも問題ないはずだけど、そのうち使おうと思ってたからちょっとショック。

それから、付属のファンはRyzen5 1600の同梱品よりも背が低くなってます。
音も静かになったので、たぶん改良されたんだろう。

マザーボード: [ASUS] PRIME X470-PRO

ASUSのX470チップマザーから、NICがIntelなのと安定性能が高そうってので選択。
ゲーム用の機能とかOC性能とかはどうでもよかった感じ。

それから前のECCメモリについて考えた際に分かったことだけど、ASUSのRyzen第2世代に合わせて出されたマザーボードはECCメモリが対応から外れてるのね。
1世代目のマザーボードは対応してたから、てっきり使えるんだとばかり思ってたから梯子外された気分デスヨ。
英語圏のサーバー用途で考えてる人の中ではASRockのX470 Taichiが人気っぽい。
次回の換装の際には僕もASRockかもしれない。

メモリ: [Corsair] CMK32GX4M2A2666C16

2Rankの16GBメモリが2つ入ったキット品。
既に説明したようにチップの製造元がおみくじ状態。
品質を気にする人にとっては難易度の高い商品かもしれない。
少なくとも店頭でバージョンを見てから買うのをオススメする。

G.SkillはRyzenに力を入れてて独自にQVLも公開してるので、ネット経由で自作するならG.Skillのが簡単だと思います。

グラボ: [MSI] GEFORCE GTX1070TI ARMOR 8G

GTX1070TiはGTX1080にかなり近い性能をもつグラフィックボード。
僕は4Kじゃない環境なので確実にオーバースペックになるんだけど、GTX1070とほんの1万円くらいしか変わらない値段だったので買っちゃった。
MSIの1070TiにはGAMINGとARMORの2つのシリーズがあるんだけど、Linuxでは専用のオーバークロックツールがそもそも使えないのでARMORでも特に問題ないはず。
ゲームなどで負荷をかけてない時はファンが動かないセミファンレス仕様になっていて、とても静か。
むしろ今まで使ってたGTX 1050Tiの方がずっと煩いくらい。

SSD: [SAMSUNG] 860 EVO 1TB

CrucialのMX500より耐久性能が高い。
読み込み書き込み共にそれほど差がないし、値段もそれほど違わないので、今回はこっちにしてみた。

電源ユニット: [Cyonic] AU-550X

コスパ最高な電源ユニット。
Cyonicとか全く聞いたことのないメーカーだったけど、中味はseasonic製。
しかも、日本メーカー製105℃コンデンサ、フルモジュラ―式、Gold認証、流体軸受ベアリングとかなりスペックが高いのに1万円しない価格。
買い。

CPUクーラー: [サイズ] 超天 SCCT-1000

トップフロー型のCPUクーラー。
Ryzen5 1600のリテールクーラーがやたら煩いので、交換用として購入。
取り付けはリテールクーラのプッシュ式と比べると僕的にはずっと簡単で、なおかつ静音性も高い。
満足。

ケース: [Fractal Design] Define R6

過去にR5→Cと使ってきたけれど、加工品質はこれが一番かも。
ネジが閉まりにくいとか、いつも何かしら気になってたことが今回は0でした。

R6ではレイアウトが大きく変わり(特にHDD部分)、取り回しが非常に良くなってます。
これを触ってからCを弄ると、ストレスがたまるほどw
「小さいこそが正義!」と思った時期もあったけれど、必要性がなくても大きい方がいいのかも。

また、140mmのケースファンが最初から3つ付いてるのもGood。
一般的な120mmファンより静音性が高いので。

その他: [長尾製作所] VGAサポートステイS自己粘着式 SS-NVGASTAY02-S

GTX1070Tiともなると重さが1キロ近くになるので、そのまま使ってるとマザーボードのソケットが曲がります。
そうならないように考えられて作られたのが、このVGAサポートステイ。
マグネット式と自己粘着式の2つがあるんだけど、近くにHDDを設置する可能性もあるんで、僕は自己粘着式のものにしました。
当初は自己粘着式=安定しない、と勝手に想像してたのだけど、実際はかなり粘着力があったので、全く問題ない感じでした。
ハイエンドなグラフィックボードを使う人は持ってると安心できると思う。

その他: [TRUSCO] 静電気対策用手袋(指先ウレタンコート)

12月は乾燥するんで、基盤を弄る際には静電気には気をつけないといけない。
運が悪いと故障しちゃうのでね。
ってことで見つけたのがコレ。
静電気の発生を抑えてくれる手袋です。
良い感じにフィットしてくれて、PCの組み立てにぴったりでした。
安いのでオススメ。

まとめ

手間はかかったけど、なんだかんだ良い感じで組めました。
Ryzenに関しては2019年にはZen2世代が登場予定です。
また、すでにZen4まで開発が進んでるらしいので、僕はその頃にまたパーツ交換しようかなと思っとります。