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仮想通貨BATとは?ネット広告の在り方を変える新たなモデルの出現か

BATというERC20トークンがあります。
BAT(Basic Attention Token)はネット広告の仕組みを再構築するのが狙いのよう。
最近こういうの多いね。
明らかに新しい時代の波が来てるように思う。

今回はこのBATについてまとめていきます。


開発メンバー

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代表はBrendan Eich氏。
Javascript開発者であり、FirefoxやMozillaの開発者。
チームメンバーも一度は聞いたことのある大手IT企業の出身者っぽい。

ぶっちゃけ人物はさっぱり分からないけど、なんとなく豪華な印象。
人はこうして騙されてしまうんだろうw
本当に中身をよく理解しないとね。

BATはBraveでWEBの在り方を変える

BATはBraveというブラウザがあって初めて機能するトークン。
このBraveはネット広告のブロック機能を標準装備してるんですね。
ネットにおいての広告はコンテンツを提供するクリエイターの大きな収入源であるため、広告をブロックすることはネットの発展を阻害することにつながってしまうことになります。
でも、今の仕組みだとユーザーにとって迷惑なものが多く、負担ばかりがかかってるのが現状。
そういうことから、Braveでは一般のネット広告はブロックするものの、BATという仮想通貨を用いて効率的なネット広告の仕組みを再構築しようとしています。

最大の変化は広告の流れの変化である

bat_concept

googleを例に出すと、個人情報を集められるだけ集めてユーザーにとって適切な広告を中央から指令してる感じなんですが、BATを利用したモデルでは、各自のBraveブラウザが独自にユーザーの嗜好を学習していき適切な広告を選択するため、個人情報は外に出ることなく守られます。
その結果、データ通信量も節約されて非常にエコ。
AI時代ならではの仕組みです。

このBATによって生じるメリットとして大きな部分は以下のように。

  1. Brave内臓のAIにより個人情報を守りながら、広告を適切なユーザーに見せることができる
  2. データ通信量を最大50%節約できる
  3. データ量が減るからスマホの電池寿命も21%改善
  4. ブログの記事や動画など、ネットコンテンツの作り手に与えられる利益が上昇する
  5. ボットによる広告に対する詐欺を防げる
  6. チップのように応援したいクリエイターにBATを送る機能も

4についての補足。
ネット広告はネットコンテンツがあって初めて成り立つビジネスです。
でも広告主から集めたお金の70%近くがGoogleやFacebookの利益となっていて、ほとんどのお金はネットコンテンツの製作者には渡っていないのが現状。
実際にネット広告業界は年々成長しているにもかかわらず、直近のデータではネットコンテンツの作り手に支払われた金額は、前年よりも66%も落ちているという事実がある。


BATの使い道と入手方法

BATは広告を出したい時や応援したいWEBサイトなどへの寄付が主な機能です。
GoogleAdsenseに寄付機能が付いたような感じですね。
また、他のトークンのように持ってるだけで得するような性質は公平性の観点からか特にありません。

BATの特色として面白いのが、広告が乗った記事の書き手だけでなく、広告を見たユーザーにもBATが与えられるということ。
ネットの活性化に必要な要素としてユーザーの行動にも価値を置いている点が新しいところですね。
ERC20トークンなので、流動性の心配もないだろうから、非常に取引しやすそうです。
期待値高いと思われます。

ブログ記事やYoutube動画の報酬をBATで受け取りたい方は、こちらをどうぞ。

BATとSTEEMを比較してみる

BATと同様なジャンルに入るであろう通貨にSTEEMがあります。
BATは現在のWEB形態をそのまま分散化していくことを目指す一方で、STEEMは独自の経済圏を作ろうとしているのが大きな違いでしょうか。

STEEMはユーザー同士による評価によって記事の価値が算出される仕組みになっています。
いいねが多い記事がそのままお金になる感じです。
このSTEEMの問題点は、記事の評価期間が7日しかないということです。
8日以降にどれだけ読まれていても何の報酬も出ないのです。
なのでTwitter的な用途には良いものの、情報サイトなどのように後からアクセスがついてくるような用途では、相性が最悪です。
そして、実際に記事を読んでいなくても評価できてしまうことや、先行ユーザーが記事評価に多大な権利を持っていることなど、STEEMが最終目標とするネット記事の質を担保するという面から考えても現状の特性は問題がないとは言い切れません。

その点BATはどうでしょうか。
BATの目的は現状のネット体験はそのままにしつつ、様々な角度から効率化することにあります。
つまりSTEEMでは対象外であったWEBサイトでも問題ありません。
そして、ここにはSTEEMのような複雑さも存在しません。
こうした点からボク的にはBATの方が有利に思うのです。

現在の価格

まとめ

BATはネット広告の在り方に新しいカタチを提示しています。
そしてBATはBraveありきの存在なので、Braveの存在感が増すに連れBATの価値も上昇するでしょう。

一方の現状のネット広告の覇者であるGoogleの収益の多くは未だにGoogle Adsenseです。
最近の情報だと、Googleの売上全体の約9割が未だにネット広告によるもの、というから驚き。
BATはGoogleの作ってきた仕組みの置き換えを目指していることから、Googleとの対立は避けられないでしょうね。

ただ結構な数の人がアドブロックをオプションでつけてる状況や、アドブロック自体にも問題があるという事など、今の状況もなかなかカオス。
一般ユーザーにとってはブラウザがchromeだろうと何だろうと、とにかく便利であればいい訳なので、こうした状況を考え直すってのはとても良いことかなと思ってます。

BATが提示する世界観はクリエイターだけでなく多くの人にとって受け入れやすいものだと思うので、これから少しずつ変化が現れるんじゃないでしょうか?

続く。

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